住宅を売る|返済できない場合の不動産は任意売却|必要なお金を手元に置く

返済できない場合の不動産は任意売却|必要なお金を手元に置く

家の模型

住宅を売る

女の人

競売には価格面でのデメリットがある

マイホームの売却は多くの人にとって新たなライフステージに入ることを意味しますが、残念ながらそれがポジティブな理由によるものではないこともあります。何らかの事情によって住宅ローンの支払いが困難になった場合、マイホームを売却してその代金をもって残債に充てることになります。もし返済も売却も行わずにいると競売というかたちで強制的に処分されてしまうことになります。競売でも売却には変わりないのだから結果は同じではないか、と考える人もいるかも知れませんが、大きく違うのは価格です。競売の場合、一般に最低入札価格は市価の半分をいくらか上回る程度に設定されるので、最終的な落札価格は市価の6〜7割が平均的な相場です。価格によってはローンの残債に遠く及ばないこともしばしばです。

スケジュール設定にも融通がきく

競売による低水準での落札は、債権者・債務者のどちらにとっても望ましい結果ではありません。そこで競売を避けるためにしばしば採用される方法が、任意売却です。任意売却は債権者と債務者が合意のうえ不動産業者等に依頼して土地や建物を任意に売却することをいいます。バブル経済崩壊後の1990年代以降一般化したと言われています。任意売却の手法を用いれば、不動産を市価に近い価格で売却することが期待できます。もちろん期限の問題があるため若干安めに設定する必要がありますが、それでも競売の平均的な落札価格よりはずっと高く設定できます。また、競売の場合は明け渡しのスケジュールなどを裁判所が一方的に決めてしまいますが、任意売却なら債権者との交渉次第である程度柔軟に決めることも可能です。